あれから五十日。貴重であった母との時間を思い出す

yayoi.M

2024年11月16日 23:11



かなりお久しぶりなブログ更新となりました。
11月3日(日)の石垣島まつりパレードから
無事戻った後、なんやかんややるべき事と
向き合う日々で、ブログ更新が後回しとなって
しまいました。

11月はまだ一度も更新出来ていなかったので、
色々とお知らせしたい事もあるのですが。。。

先ず、本日はカウンセリングのお仕事をさせて
頂きました。
冒頭の写真は差し入れで頂いた私も
母も大好きな餅菓子。
「良かったらお母様にもどうぞ」と、3つ頂いた
のですが、その後もパソコンと向き合う仕事が
続いていたので、母にお供えした後は
2つもぱくぱく仕事の合間に頂いてしまいました。

と、そうなんです。

昨日、日々お仕事関係でフォロー頂き、
見て下さっている方が多いInstagramの方では
お知らせさせて頂いたのですが、
実は、こちらのブログでも度々その介護やお世話の
様子を載せていました私の母が9月28日に、
父や祖父母のいる天国へと旅立ちました。

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宮城 弥生(@msisyayo)がシェアした投稿




こちらInstagramに投稿した通り、
9月28日に永眠致しまして。

今秋は本当にコロナ前の活気が戻ってきたような
賑やかな出番の予定があり
また、世間も運動会や秋の行楽・催事と、
夏の猛暑を避けてのイベントが沢山だったので、

このような忙しい時期、
また楽しみ事が沢山の時期に、中々自ら訃報を
お伝えする事は難しく、悲しいニュースで心配や
お気遣いを頂くのも本望ではなかったので、
姉と決めて家族に支えてもらいながら
母とここ数年直接お付合いのあった、交流のあった
家族や親戚、友人・知人の方々にだけお伝えし
母が安心して喜んでくれそうな一通りの
セレモニーやお見送り等、全て綺麗に終える事が
できました。

ちょうど、昨日11月15日が四十九日でしたので、
そのタイミングでお知らせさせて頂きました。

わざわざこのようにお知らせしなくても良いかな
とも考えたのですが、友人・知人との会話で
「お母さんや家族は元気?」と言われた時、
また、母の話題になった時等、
特に楽しい場や空気感ですと「実は。。。」と
中々言い難い物ですし、やはり年内には何かしら
こちらの方からお伝えした方が色々スムーズかなと
思いこのような形をとりました。

また、母の事で心に残るエピ-ソードや
自身が感じた事、学んだ事等は時間がある時に
綴りたいなと思います。

そして、驚いたのが
本日カウンセリングをご利用下さった方も
実は今秋ご家族を亡くしており
まさに私と似たような色々な経過があって
の事だったので、個人的に「本当に今年はこのような
話を見聞きする事が多いな」と感じました。

もちろん私達の年齢的にもお別れが増えると言う
事もありますし、人口の層的にもそれらに
遭遇する確率はあがってきます。
また、個人的に思うのは今年の気象状況
も中々厳しかったので、この4月から今現在も
例年にない暑さや蒸し暑さ、
気温のジェットコースターや気圧の変化で
身体に影響が出やすい事も考えられるのかなと。

しかしながら、やはり去年、今年と
周囲で家族とのお別れがあった話は本当に
良く聞きますね。

まさか自身にとって一番近い存在の母が、この
タイミングでお別れになるとは心の準備が出来ていなかった
ので驚きと同時にやはりショックはショックで、
数日間は悲しみの中でも何とか理性を保ちながら
目の前の仕事や母と向き合いながらこの変化の状況を
自身に理解させ言い聞かせるような日々でしたが、

今思えば少しずつ寿命が近づいていたの
かもしれないなと思うような出来事もこの半年間は
度々続いていたので、少しでも解ってあげれていればと
思いつつ。
その時は、母の様子を見ていても、身体は小さくなって
いっても、生きる事に希望を持ち頑張っていましたし、
前日まで車椅子にのって生活もしていた様子で
「生きる」「少しでも元気になる」事へ一緒に気持ちを
向けていたので、私も中々気付けませんでした。

ただ、その時々母の様子も心配で
「これはやっておいた方がいいかな」
と思う事は出来るだけ早めに動くようにしていたので、
悔いはありませんし、今回の出来事で本当に
”時間には限りがある”有限であると言う事。

そして、けして綺麗事ばかり言っていられない、
本人が辛く苦しい時期もあったように
辛く苦しい事を側で沢山経験した私の介護生活も、
いつかは終わりを迎えるのだなと、

施設から引き取ったり、自宅に保管しておいた
介護グッズ等を見てしんみりしてしまいました。

母は恐らく苦しさから介抱され、父や祖父母、
親戚の仲の良かったお姉さん達とも再会でき、今は
満足出来たとスッキリとした気持ちでいると思います。

後は、残された家族や物の問題で
私もどうしてもそれを見ると色々と思い出して
しまうような物や母の衣類の整理、処分がまだ完璧
には出来ていないので、そろそろ秋からの忙しさが
一瞬落ち着くはずなので、
年内にはそれらも心の整理と共に片付けて
処分していかなければなと考えています。

実は、一つ一つの衣類も「好きかな?色気に入るかな?」
と、母の喜ぶ顔を想像して良く量販店の
婦人大きめサイズコーナーに行きほぼ全ての衣類を
私が買って差し入れしていたので、
そういった意味でもやはり母というよりも
自身の気持ちの整理をしながら思い切って
手放していかなければですね。

今年も残りわずかなので、日々の事に向き合いつつも
今年中にやっておきたい事はしっかり
時間をとって整理していきたいなと思います。


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