母にとって初めての十六日。心温まる時間でした☆
今日の沖縄は良い意味でお天気が外れ?
警報級の大雨に注意と聞いていたのですが、
時折日が差す、湿度は高いのですが
比較的温かで穏やかな日曜となりそうです。
昨日は、午前中の親子でのサンバレッスンの
指導を終えた後、正午から姉親子と叔母さんと一路
故郷「大宜味村」へ。
目的は「十六日(ジュールクニチー)」といって、
”あの世のお正月”と言われているお墓参りの沖縄
特有の風習・行事です。
十六日については
昨年もブログで綴っていますので
どうぞご覧下さい。
沖縄では離島や本島北部地方、やんばるで
盛大に行われるご先祖様へ向けての行事ですね。
旧暦の1月16日に行われる為、「十六日」という
ネーミングだと思われるのですが、
今年は2月13日(木)が旧暦の1月16日に当たっており
この日私は仕事で終日難しく、日を改め昨日
行ってきたというわけです。
今年の十六日は、母が故人となって初めての十六日。
この故人が亡くなって初めて迎えるジュールクニチーを
「ミージュールクニチー(新十六日)」と呼ぶそうですが、
生前、父の事を思い十六日だけはしっかりご馳走を持って
お墓参りをやってあげたいという母でしたし、
本人にとっても初めての十六日を迎えるのであまり
日を開けずに行ってあげたいねと姉と話し、急遽決めて
行く事に。
途中、スーパーでお花や生前母や父が好きだった食べ物
や飲み物、果物や御菓子を中心に、後はウサンデー
(お供えした物を頂く)し易い自分達が食べれる
範囲で好きな物を買って、お墓の前に並べました。
ご馳走は、重箱(オードブルも)をお供えする事が
一般的なようですが人数が多い家族では無いですし、
故人が好きだった食べ物で良いかなと。
そして、ここでも皆に元気や明るさを与える!
私の姪っ子、姉の娘ちゃんが大活躍でして☆
率先して、お花飾りやご馳走並べを手伝ったり
してくれ、孫の事が大好きだった母もとても
喜んでいるはずなと。
そして、私のスマートフォンを「貸して」といって、
急にお祖母ちゃんの写真を撮ると言った時に
奇跡が起こりました!!
姪っ子がいたずらっぽく?真剣に?
「おばーちゃーん、撮るからピースしてよー」
と言葉をかけた時でした。
左後方から大きな黒のアゲハ蝶が飛んで来て!
姪っ子の頭に一瞬止まり、
その様子を偶々見た私と叔母さんが驚き
大きな声で「えっ!蝶々きた!」と
騒いでしまったので、その時は直ぐに余所へ
飛んで行ってしまいました。
頭に止まった事は本人解らないそうですが
(それはそうですよね)
姪っ子本人も急に蝶々が周囲を飛んで来た事は
見たようで、「蝶々来てた-!!」と
大はしゃぎしておりました。
ウートートーの後も、
お祖母ちゃんが大好きだった孫サンバ(ダンス)を
本人がぜひとも奉納したいと言い(笑)張り切りダンス♬
すると!やはりお祖母ちゃんの孫への愛情は
凄いですね~
この日二度目の奇跡が!!!
お祖母ちゃん(ジャコウアゲハ)がまた来た~(笑)
ちょうど私達がそろそろ片付けをし始めようかと
言う時に先程の蝶々が再びヒラヒラとやって来たのです。
しかも、しばらく私達の周辺を飛び回ったり
家から持ってきたバッグにくっついたりお花に止まったり。
そして、家族で
「お祖母ちゃんだはずね!○○ちゃん(姪っ子)もう一度
サンバ踊ってあげたら?蝶々さんもサンバ一緒に
踊ってくれるんじゃない?」と楽しく会話していると
姪っ子が踊ると本当に蝶々もバタバタとさっきよりも
羽根をバタバタさせて、まるで一緒に楽しんでいるかのよう!
「わぁ!蝶々さんも一緒に踊っているね!
喜んでいるみたいね」と、楽しくその様子を見ていました。
すると、その様子にお祖母ちゃん(蝶々)も更に嬉しく
なったのか、姪っ子ちゃんの方へ飛んで行きましたが、
姪っ子がビックリして引いてしまったので、
そのまま木が生い茂る山の方へと帰って行きました。
私には、母が生前孫との面会を終えて最後帰る時に、
「またね!」と必ずタッチして帰っていたので、
その「またね!嬉しかったよ!ありがとう」と言っているように
見えて、本当に温かくとても思い出深い良い十六日に
なりました。
「おばーちゃーん、ピースしてよー」
「はい、ピース!」
この蝶々さんの現れ方や行動がまるで生前の
孫と祖母のやり取りをみているようで
「あぁ、確実に母が孫の愛情に応えたくて
示してくれているんだなぁ」と、
本当に心が温かくなりましたし、それぐらい
とても嬉しかったのだなと。
やはり土曜に改めて姉の娘ちゃんと行く事が
出来て良かったですね。
来年も必ず孫を連れて行かなければね(笑)
まだその優しく温かな余韻に浸りつつ、明日から
始まる一週間の仕事の準備もして行きたいと思います。
*2/28(金)~3/2(日)
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