Yayoブログ- 宮城姉妹 妹 -

1月下旬頃から、普段は仕事でドライブついでに
済ませる所用をあえて「徒歩」に切り替え、
私が住む街の近くにも「桜の名所」として知られる
公園等がいくつか在るので、
満開の時を楽しみに通っていました。

と、昨日は、姉と愛娘ちゃんが
「やよい叔母ちゃん桜ランチしよ～」と誘ってくれ
沖縄のローカルファーストフードとして
観光客にも人気の「A&W牧港店」へお出かけ。

この「A&W牧港店」の駐車場の方、
直ぐ側には川が流れていて、
その川岸に桜の木々が立ち並んでいるのですが、
そこが見事に満開になっておりまして♬

また、外でハンバーガー等食べる事が出来るので
（なんなら噴水や遊具もあり、ファミリーにも人気！）
桜を見ながら、ポカポカ陽気で爽やかな風を感じ
ながらピクニック気分で気持ちよく過ごせました。



満開の濃いピンクがとても元気になれる
見事な桜を見る事が出来たので、
今年見る事が出来た桜の写真をSNSに
アップしていたら、ブラジルの家族とも言うべき
友人・知人の方々や、
県内の方でもお久しぶりな方等が

「ちゅらさんやー」（美しいですねーの方言）
「思い出の場所です。桜綺麗ですね」

と、様々なコメントを寄せて下さり、
皆さんそれぞれ桜や、その場所、土地への
思い出がおありなんだなと、載せて良かったなと
心がホッコリしましたね。

と、SNSを見ていたら知人の方が
「（国際通り）牧志公園の桜、今が満開！」
と、載せていたので、欲張りな私は（笑）
所用ついでにやはり「一番良い時を！見納めたい♬」
と、寄り道しながら今年最後の桜観賞を楽しみました。

その季節や時期ならではの楽しみって
色々あるかと思いますが、
実は今月の節分時期に友人がぼそっと
SNSでつぶやいていた投稿が私的にはかなり
ヒットで、思わず「いいね」してしまったのですが。

詳細は割愛しますが、
結局、「この時期にこれをするのが望ましい
（吉とされる）」的な事、
例えば、歳時・季節・年中行事や、
六曜（お祝い事は大安の日が良い等）の考え方等、
その起源は諸説ありますが、
「商売繁盛を願って、商売人によって
作られたモノ」が多いですよねという話で。

夢の無い事を言ってしまい恐縮ですが、
実際私は、広告代理店でマーケティングや、
販促・プロモーションのプランナーとして企業様の
お手伝いをしてきた過去があり、
「消費の裏側」について、その歴史についても
一般の方よりもその知識はある方かと思うのですが、

例えば節分の時の「恵方巻」って、
私達（30～50代の方）が子供や学生の時には
あまり聞いた事もなかったのに
何時しかスーパーやデパート、コンビニ等で、
クリスマスやお節に並ぶ「予約商品」としてCMを
目にする機会も増えましたし、
実際、売り場でも手頃なモノからかなり高価で贅沢な
海鮮巻など、「巻き寿司」が大量に並び、節分の日の
食卓は「これ！」的なパワーがありますよね。


昨今の「恵方巻」の火付け役は、セブンイレブンが
1998年に売り出した事がきっかけで広まり、
2000年代にコンビニ他社やスーパーマーケット等が
こぞってそこへ乗っかりブームとなりました。

恐らく、小売店の売上は「2月は中々上がらない」
という課題が良く言われており、バレンタイン意外に
何か「売り」のモチベーションを作りたかった、
プロモーションを展開したかった所に
この「恵方巻」がはまったのだろうなと個人的には
考えております。

後、日本人は「縁起物」「縁起担ぎ」にもっぱら弱い（笑）

これもここ十年ぐらいの事だと思いますが、
受験生へ向けた合格祈願の縁起担ぎお菓子や
カップラーメン等の商材もスーパーではかなり増えたと
思いませんか？
それはそれで、ユニークで元気が出るような
パッケージが多く、ちょっとした勇気付けや
励ましアイテム、プレゼントには良いのかも
しれないなと個人的には見て楽しんでいます。

私は以前、これら「売る為の仕掛け作り」を
まさに仕掛ける側で、一生懸命その企画書を
書いたりしていた人間なので
（昔だったら、特設催事場の一角に
恋愛成就のバレンタイン神社作りましょうとか）

時代の流れを読みながら、
そんな「今」を生きる人々の心にヒットするような
仕掛けを脳みそ溶けるぐらい考えていたのが
20代の会社員時代だったので、
今は消費者視点でそれらを目の当たりにすると
「あぁ、商売する人達頑張っているんだね」
とつい、どこか作り手視点で見てしまう私がいます。

なので、いち消費者の私って他方から見れば
「簡単にのっからない嫌な客」だろうなと（苦笑）

一人での買い物や消費の時ってついつい
「売りたいのは解るけれど、これ売れ残ったらどうするんだろう」
とか、「今買わなくても多分来週あたり値が一気に下がるな」とか、
そんな事考えてしまう。。。（涙）

一人の時は明らかに私は、一般的な消費者の
動きや流れに逆らう「反消費者??」でしょうね。
ついついフードロスが気になり、その歳時の後に
大量に残った値下がりしたモノを買う事もまぁありますし、
後、世の中の流れ（売り手的な）が解ると、
有り難い事にその恩恵を受ける事も多くて、

今の私の生活はフリーランスで組織に属する方よりも
時間の自由がきき、自身でスケジュール管理しやすいので
「この時期をあえて外せば空いているし安い」と、
例えば自身の連休を世の中の大型連休とは
別の時期にとる事で快適でお財布にも優しい
良い時間が過ごせていましたし、
近くの買い物等でも、あえて空いている時間を選ぶ方が
スタッフの方も余裕があって、落ち着いた接客を
して頂けるメリットもあったりするんです。

以前はこれって私かなり「天邪鬼消費」
「天邪鬼生活」だよねと、思っていたのですが、
どういうわけか？
コロナな世の中となってからは、
この私の「天邪鬼気質」が功を奏する？
世の中の流れも集団・団体的な動きよりも
個々での工夫だったり、考えが尊重され
物事の効率化や、様々な負担の軽減みたいな所が
注目されるようになってきたので、
「おっ！この過ごし方は案外悪くはなかったわ」と、
今後も恐らくこの「あえて外したり逆を行く」を私は
生活に上手く取り入れていくのだと思いますが。

例えばお祝い等の日取りを決める時に、
「本当は色々な都合を考えて、”仏滅”のこの日にしたいのに
周りが”大安”でなければいけないと言う」であったり、

その他、沖縄の古くからある風習や行事について
「本当はこうしたいのに、罰当りだと言われる」
といったような事で悩まれている方がいらしたら、

「そもそもその風習や考えの意図するモノって
一体なんなのだろうか？」と、考えて頂いて
人道や常識的な思想から余程外れた事や、
他人に迷惑かけるような事でなければ、
ご自分の意思と責任で「良し」とする物事を、
自分の判断で決めても良いのではないでしょうか？

これは本当に良くある事ですが、
色々と意見を言う人に限って口は出しても
お金や労力は出しませんし、
その事で何かあった時に、この人達がその
責任を負ってくれるわけでもありませんから。

「何だか良さそうだからそこへ乗っかろう」
「それが大事と言われたからそうしよう」

は、人々の行動や消費を後押しする感情
として当たり前にあるものですが、そこに少しでも
疑問を感じたり、それをするに当たって
時間的、金銭的、労力的に余裕が無い状況であれば
無理にのっからなくても良いのでは？という私の持論です。
その逆で、何にも差し出さずに美味しい所だけ
乗っかってこようとする人達を見ると
「下品で汚いな。。。」と感じる事も時々あります
けれどね（毒舌失礼）

良い意味で、
世の中は「創られたモノ」で溢れていて、
私は自由にそれらを選択できる。
自分の意思で楽しんだり、活用出来ればそれがベスト。
常に「身の丈」を意識しながら物事への関わり方に
ついて、自身でバランスを取る事が大切だと思います。

春も勧誘・ショッピング系や、季節の変わり目、
年度末を逆手にとった悪質詐欺の活動が盛んな
シーズンでもありますので、
全てを鵜呑みにせず、特に「美味しい話」には簡単に
乗らずに、一度立ち止まって考えて見る事をオススメ致します。


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